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イブランスカプセルの服薬指導~注意する副作用は?サイクルは?監査のポイントなど~(一般名:パルボシクリブ)

 

イブランスカプセルを服薬指導する前に確認することをまとめています。

このページは管理人が投薬前に確認するためのページなので、鵜呑みにしないように。

適応

手術不能又は再発乳癌

ホルモン受容体陽性またはエストロゲン受容体陽性のHER2陰性乳がん患者を対象

監査のポイント

  • 1日1回食後
  • 3投一休(患者の状態によってははやめに休薬)
  • 最初の1、2サイクル目は2週間ごとに血液検査
  • 既存の内分泌療法剤と併用する
  • フェマーラとフェソロデックスのみ有効性を確認しているためこれ以外の内分泌療法剤は保険的に何とも言えないらしい。ただタモキシフェンは使っている医者もいるとか。Drにはこの2剤以外との併用の場合は一応確認したほうがいいとのこと。
  • 最低75㎎。50㎎などの処方は疑義照会

 

服薬指導時のポイント

  • 1日1回食後の同じ時間に服用すること
  • サイクルの理解確認 3投1休
  • 毎日の生活でいつもと違った症状や体調の変化などを感じたときは、担当医や看護師、薬剤師に遠慮なく相談する
  • できるかぎり服薬日誌をつけてもらう
  • 感染症の予防では、病原菌をからだの中に入れないことが最も大切です。日常のちょっとした注意や工夫で予防できることが多い
  • 手洗いうがい 人ごみは避ける 皮膚が傷つくと感染しやすいです。感想を防ぐなど皮膚を傷つけない工夫を

 

注意する副作用

  • 血液毒性はほぼ100%でる
  • 脱毛症16%、口内炎20%、下痢13%、悪心25%、疲労33%
  • 初期用量125mg 1次減量100㎎ 2次減量75㎎ 1日1回
  • グレード1、2は継続使用
  • グレード3(好中球減少+38度以上の高熱)なら減量か中止
  • グレード4(好中球500以下)なら中止

 

その他注意点

  • 副作用に脱毛があるが、ケモのようにごそっと抜けるわけではない。髪の毛が細くなる感じ

※最終更新日20180215

 

参考サイト

ibrance.jp