ハタチからみるべき薬剤師的医療情報局

個人薬剤師の個人ブログ

フェアストン錠(トレミフェンクエン酸塩) 服薬指導時のポイント さっとまとめてみました。

 

フェアストン錠(トレミフェンクエン酸塩)を服薬指導する前に確認することをまとめています。

このページは管理人が投薬前にさっと確認するためのページなので、適正使用のための周辺知識は自身でしっかり収集するようお願いします。

適応

 閉経乳癌

抗エストロゲン薬

 

監査のポイント

  • 40㎎錠 分1
  • 既治療例(薬物療法及び放射線療法などに無効例)に対
    しては、通常成人にトレミフェンとして120mgを1日1回経口
    投与する。
  • 注意すべき禁忌多数
  • 禁忌が多い。以下は禁忌一覧
  1. 妊婦×
  2. QT延長又はその既往歴のある患者
  3. クラスIA(キニジン、プロカインアミド等)又はク
    ラスⅢ(アミオダロン、ソタロール等)の抗不整脈薬
    を投与中の患者
  4. 低カリウム血症のある患者
  • 不整脈、低カリウムは注意
  • 肝機能観察していく

 

服薬指導時のポイント(青は初回指導時は伝える内容

  • 女性ホルモンの作用を抑えて効果を発揮するおくすりです。
  • 血液の状態に影響を与えることがあります。血液検査の結果について確認させていただくことがあるとおもいます。
  • ホルモン関係のお薬のためまれに月経異常、ほてりの報告があります。
  • 不正出血等ひどいなと感じるなら連絡ください
  • 基本的には副作用が軽く、服用していても効果を感じにくい。しかし服用することによる結果はコンプライアンスに直結しているので継続して飲んでもらうようにする。

 

注意する副作用(青は初回指導時に確認

  • 以下は添付文書上だと率は低いが、抗エストロゲン薬ということを考慮し田場合発生することがあるかもしれない
  1. 月経異常
  2. 吐き気など食欲に影響
  3. ほてり、のぼせ
  • 血液検査の情報は集める((検査値がわかるなら記録していく))
  1. ALT AST上昇 
  2. TG上昇
  3. LDH上昇
  4. 白血球減少

その他

  • 投与期間は5年がグレードA 10年がグレードB
  • 閉経後
  • 術後10年は定期健診推奨

※最終更新日20180217

 

参考サイト

 

www.anticancer-drug.net

www.yukari-clinic.com