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ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩) ~究極の服薬指導を目指して~

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)指導のための情報

このページは管理人が投薬前にさっと確認するためのページなので、適正使用のための周辺知識は自身でしっかり収集するようお願いします。

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)の適応 

  • 不眠症
  • 麻酔前投与

捕捉

  • BZD系睡眠薬。
  •  長時間型です。中途覚醒を起こしにくいです。
  • T1/2:5.9時間 ただし代謝物の半減期は約24時間
  • Tmax:1時間 ただし代謝物は約1-8時間(3時間くらい?)
  • 連用により薬物依存を生じることがある

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)の監査のポイント

  • 1~2カプセルを就寝前または手術前に経口投与する。
  • 適宜増減あり
  • 肝代謝。AST ALT など観察
  • 原則禁忌:呼吸機能が高度低下している人
  • 重症筋無力症は禁忌
  • 急性狭隅角緑内障は禁忌
  • リトナビルを投与中の患者は禁忌

 

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)服薬指導のポイント(より重要な指導内容は青)

  • 服用は就寝直前にしてください。
  • 次の日に眠気を持ち越すことがあります。その場合は車の運転等危険なことには従事しないでください。
  • お酒はできる限り避けましょう。
  • 食後に飲むと副作用がでやすくなります。就寝前(空腹時)に服用しましょう

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)注意する 副作用 検査値(より重要な内容は青)

  • 一過性前向性健忘
  • ふらつき
  • 眠気
  • 倦怠感
  • AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害

その他Q&A

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)の投与日数制限は?

30日間です。向精神薬第2類にあたります。

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)とアルコールとの併用は?お酒は飲んでいいの?

中枢抑制を増長させる可能性があります。避けましょう。

 

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)は離脱症状はありますか?

連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により

 

痙攣発作,譫妄,振戦,不眠,
不安,幻覚,妄想等の離脱症状

 

があらわれることがあるので,投与を中止する場合には,徐々に減量するな
ど慎重に行うこと。

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)の効き始める時間は?

個人差があります。Tmaxの時間を参照。

  • T1/2:37時間
  • Tmax:3.5時間 

 

ダルメートカプセル(フルラゼパム塩酸塩)致死量はありますか?

 理論的には存在しますが、内服のみで摂取することは不可能なくらい多いです。

 

※最終更新日20180303

 

参考サイト

PMDA