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個人薬剤師の個人ブログ

フードテックって知ってる?~Food(フード)とTechnology(テクノロジー)~

 

フードテックとは

 

フードテック(Food Tech)はFood(フード)とTechnology(テクノロジー)を合わせた言葉で、食品関連産業にICT(情報通信技術)を融合した新技術です。

 

フードテックの技術は

 

農産物生産、食品設備の製造、食品管理、流通、調理方法、飲食店の検索方法など

 

生産から加工、そして食べるまでの全ての工程に取り入れつつあります。

 

そのフードテックの中で特に注目されているのが

 

バイオエネルギーのような科学分野である科学的料理方「分子ガストロノミー」や先端テクノロジー分野とも関連しているIoTと融合した

 

スマートファームやスマートキッチンです。

 

分子ガストロノミーとは 

 

分子ガストロノミーは

 

食材を質感や調理過程で変化する仕組みを分子単位まで研究・分析し味、香り、食感などを失わない調理方法や分子調理法を利用し

 

意外な食材から肉類などを作り出すことも可能です。

 

海外の企業や研究チームは分子調理法を用いて様々な食品を生み出しています。

 

植物で肉や卵、チーズなど動物性の食品を再現し見た目も感触も味も本物そっくりなハンバーガーを作り出したり

 

10あまりの植物を用いたマヨネーズ、卵、クッキーの生産や大豆製の骨なしチキンとビーフ・クランブルを販売しています。

 

それだけではなく、筋肉組織の幹細胞を育て米粒ほどの人工肉組織を数千個作り出し、

 

そこへ白色の筋肉細胞である色素タンパク質を加えて人工肉を完成させた研究チームもあります。

 

最新の技術を取り入れIoTと融合したスマート分野では農業や調理の自動化が進められています。

 

海外の会社では自動調理キッチンを開発しています。

 

スマートフォンやタッチスクリーンからレシピを選択して所定の位置に材料や調味料をセットしスタートボタンを押すだけで、自動的に料理し美味しい料理を作り味わえます。

 

その後の皿洗いや後片付けも自動的にこなしてくれます。

 

今後、多くの会社からIoTと融合した様々な自動調理器具が開発・販売されていくと思います。

 

農業では

 

農業ではスマートファームにより

 

農業インフラの自動化

 

栽培施設内の温度や湿度の調整

 

野菜などの成長具合のデータや野菜育成に関わる気象データを分析

 

ドローンの農薬散布や無人コンバインによる収穫

 

などの研究が進められています。

 

農業の完全自動化も現実されて行きます。

 

この農業のスマートフォーム化により効率的生産が上がり、食の安心と品質が保たれ、流通など利便性もアップにつながります。

 

これにより食品ロスや過不足などの様々な食の問題が解消されて行きます。

まとめ

実は近年食品の生産量と消費量が増えており、その中でも人工肉の需要が急激に高まっています。

 

そして、このままでは「現在売られている食肉や乳製品を生産するための既存のシステムは、全く持続可能ではない」と多くの企業などが警鐘を鳴らしています。

 

しかし、こうしたフードテックの技術である「分子ガストロノミー」「スマートファーム」を用いれば食肉などの食品の大量生産や代替物の生産が可能になるので

 

これらの問題も解決出来るフードテックが注目されています。