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レミニール錠の服薬指導~特徴は?副作用はなに?などQ&Aあり~(一般名:ガランタミン)

レミニール錠 指導のための情報

このページは管理人が投薬前にさっと確認するためのページです。網羅性を重視しているわけではありません。適正使用のための周辺知識は自身でしっかり収集するようお願いします。

レミニール錠 の適応 

軽度 中等度に対するアルツハイマー型認知症の認知症症状進行を抑制

捕捉

  • 軽度および中等度のアルツ八イマー型認知症と診断された患者に使用します。
  • 副作用の消化器症状は一過性であり、継続服用で消失することが多いです。

レミニール錠 の監査のポイント

  • 開始1回4㎎ 1日2回
  • 4週間後に1回8㎎を1日2回に増量
  • 1回12㎎ 1日2回 まで増量可(変更する場合は変更前の用量を4週間以上服用後実施)
  • 同効薬であるアリセプトやリバスタッチとは併用できません。
  • 1日8mg投与は消化器系の副作用を抑える目的なので、原則として4週間を超えて使用しない。

レミニール錠 服薬指導のポイント

  • 継続して服用することが重要です。(家族の理解と協力を得ましょう)
  • 消化器症状がひどい場合にはすぐにDrか薬剤師に連絡してください。
  • 徐々に増量していく薬です。(コウノメソッドなど一部では少量のまま使うやり方が提唱されていますが、基本は増量です。)
  • ※コウノメソッドは認知症にたいする処方のアプローチが添付文書とは著しく異なりますが、1つの考え方として薬剤師も知っておくべきでしょう。

レミニール錠 注意する 副作用 検査値

  • 悪心 嘔吐 食欲低下 下痢 などの消化器症状
  • 失神や徐脈といった循環器系の副作用が報告あり。

 

その他Q&A 

作用機序は?

コリンエステラーゼ阻害作用に加え、アセチルコリン受容体のアロステリック部位
に結合して神経の働きを高めます。

 

アリセプト(ドネペジル)やリバスタッチ(リバスチグミン)と比べて効果に違いはあるの?

この三剤については明確に有意差は現状ないことになっています。副作用症状や周辺環境、併用薬によって変えましょう。

 

腎機能が悪くても使える?

CCrが9以下は原則禁忌となります。

 

肝機能が悪くても使える?

中等度の肝障害患者では、4mgを1日1回から開始し少なくとも1週間投与した後、1日8mg(4mgを1日2回)を4週間以上投与し、増量する。ただし、1日16mgを超えないこと。※添付文書参照

 

 

※最終更新日20180403

参考サイト

PMDA